再建引越し

□本日の活動内容
(1)再建引越し

□参加者
松岡、都さん、「復興支援福岡」より大石さん

□詳細
(1)再建引越し作業 みんボラニーズ2018:97
本日は復興支援福岡の大石さんとの協働で「みんボラ」ニーズの対応です。団体の代表者同士だけでの活動もなかなか珍しくはあります。
本件は、東区のみなし仮設から東区の再建宅への引越です。みなし仮設の部屋は3階で、エレベーターがないため、階段を往復しての作業になりました。
大石さんと僕で、

1.部屋の中から玄関先に出す
2.玄関先からトラックまで運ぶ
3.トラックの奥へ整理しながら詰めていく。
の作業を分担しながら臨機応変に進めていきました。
再建宅に荷物を搬入し終わったあと、依頼主から話を聞いていると、悪徳業者の悪質な手口が判明しました。
このお宅は家の前に広めの駐車場を確保したかったので、コンクリート舗装を施工することを業者から勧められたそうです。依頼主はお宅の中で書道教室を子供向けに再開したかったので、送り迎えの車などがたくさん停められるように希望していたのです。
厳密に言えば、コンクリート舗装とアスファルト舗装とは少し違うのですが、土間のように固まるという点では共通しています。
しかし、出来上がった駐車場部分は細かい砂利をローラーなどで転圧しただけのように、細かい砂礫が飛び散るようになっていました。これにより、砂礫の掃除に毎日苦慮されているとのことでした。
イメージ的には学校のグラウンドほどの砂礫です。
引越作業自体は昼前には終わりましたが、今後の不安なことややりたいことなどのお話を聞いていると、つい時間を忘れて、長居してしまいました。
再建が進む過程で、色々な悩みがあります。そこにつけこむ悪質な業者に「やったもん勝ち」では済まない社会的制裁が必要だと強く感じます。