益城町仮設団地自治会支援(赤井) ・益城町仮設団地自治会支援(木山上辻) ・再建引越し下見

□本日の活動内容
(1)益城町仮設団地自治会支援(赤井)
(2)益城町仮設団地自治会支援(木山上辻)
(3)再建引越し下見

□参加者
松岡、都さん、緒方さん、クラウンやすのすけ、「よか隊ネット」より土黒さん、高井さん、三池さん、ボランティア参加の姫野さん

□詳細
(1)益城町仮設団地自治会支援(赤井)「バルーンアート」(緒方記入)
静岡より来られた大石さんが、バルーンアートのイベントを開催いたしました。
子供から大人までが参加され、皆さん色々とリクエストをされバルーンアートを楽しみました。作ってもらうだけでなく、皆でウサギやお花を作りました。風船は割れるイメージがあり、作るさいは割れるんじゃないかとヒヤヒヤしながら、バルーンアートを自分で作ることができ喜ばれていました。
子供も大人も童心に帰り、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

(2)益城町仮設団地自治会支援(木山上辻)(緒方記入)
12月21日に開催予定の、映画上映会のチラシの掲示・配布を行いました。

(3)再建引越し下見(緒方記入)
みなし仮設から再建予定の自宅への引越し依頼です。益城町支え合いセンターのみなし仮設担当「Minori」より2名の職員が立ち合いの元、引越し内容について伺いました。
大きな家電製品・ベッド以外は、ご自分の知り合いに頼み引越しする事になっているが、大きな家電のみ対応困難であるとの事で、ボランティアによる引越し依頼でした。再建後も金銭面でギリギリである為、出来る限りご自分で出来る所は行う予定。大きな家電(テレビ・冷蔵庫・洗濯機)とベッドのみの引越し依頼です。「みんボラ」での引越しでは有償となることも説明し、納得され次回、各支援団体と話し合い金額の設定と日程調整を行う予定です。

■総括(松岡記入)
「クラウンやすのすけ」大石さんは震災の年から益城町を中心に熊本での支援活動に尽力くださり、主に保育園などでバルーンアートを披露してくださいます。
僕は東京で行われた東北地震に関するイベントで大石さんとご一緒したことがあり、その時は準備するスペースの都合で、大石さんから「やすのすけ」になる様を見てしまいました。
準備に一時間みっちりかかっていました。木でできている鼻は自重ですぐに落ちそうになるのですが、ピエロの鼻は木じゃないといけないそうです。
僕は大石さんから、物事を継続することや信念をもつことの大切さを再確認されました。一瞬、怖いピエロなのかなと思ってしまう風貌から、初対面では泣き出してしまう子供もいます。けれども、バルーンアートを披露しているうちに子供の顔から涙は消え、笑顔とわくわくしか残りません。
僕はピエロの本当の意味は知りません。けれども僕は、「クラウンやすのすけ」というピエロから、辛いことや悲しいことはあっても、楽しいことを想って生きる事の大切さを感じます。大石さんとお会いすると、不思議といつも思い出すあるCMのセリフ。
「このろくでもない、素晴らしき人生」
目には涙を、口元には笑みを。「クラウンやすのすけ」という人はこのセリフを得も言われぬ存在感で体現してくれています。