益城町仮設団地自治会支援(赤井)

□本日の活動内容
(1)益城町仮設団地自治会支援(赤井)

□参加者
松岡、都さん、緒方さん、「よか隊ネット」より高井さん

□詳細
(1)益城町仮設団地自治会支援(赤井)「秋の収穫祭」(緒方記入)
「みんなの朝メシ」をきっかけに、自治会が主催で住民の書く瀬値から新米を持ち寄り、「秋の収穫祭」が開催されました。
皆さん、10時からの準備ですが、それぞれ各ご自宅で新米を炊いてこられており、10時には2.5升のご飯が出来上がっており、皆でおにぎりを作りました。グリーンコープさんのガス窯で残り3升を炊きます。グリーンコープさんの協力で、豚汁と焼きそば・豚の鉄板焼きなどいろいろと、旬の野菜を使用した料理も提供されます。
3升のご飯が炊きあがった時は、やっぱりガスが窯は、艶やかでお米が立っていました。住民の方も、「やっぱりガス窯は美味しそう。」などと話され、次々におにぎりを作っていきました。多くのお手伝いがおり、あっという間に収穫祭の準備が整いました。
自治会長の奥様が、放送で呼びかけを行い、12時に住民の方々が来られ、美味しい鉄板料理と新米のおにぎりを召し上がっておりました。「普段、家で一人で食べるよりも多く食べる。お腹いっぱいです。」と話されて、多くの方と話しながら食べる事で食欲が増しておりました。
多くの方に参加して頂き、また残ったものは、皆さんで分け来られなかった方へも配布し修了しました。
皆さん、初めての試みで他楽しまれていました。住民同士で話しながらワイワイとするイベントは、特に一体感が出てコミュニティ形成を深くするなと思いました。

■総括(松岡記入)
最近、僕のお気に入りの表現が「日常と非日常」。住民のコミュニティ形成をサポートする僕たちが、日常の中にあった住民コミュニティを非日常型のイベントで取り戻そうとすることに限界があると感じる、というところまではこれまでに述べてきた通りです。
さて、今回の赤井仮設での収穫祭。収穫祭では、農家さんの収穫物を持ち寄り豊作を祝い、地域の農作物の魅力を再確認するような目的があるものだと、僕は勝手に思っています。
農家さんにとっては、収穫や農業に関わることは日常です。その日常をこのように収穫祭といって非日常化することに、「地域で暮らす楽しみ」があるのではないかと感じました。
日常を非日常化したところに、日常の美しい味、景色、香り、暮らしを感じる。そのための非日常化…。
赤井仮設では僕たちが実施する「みんなの朝メシ」をきっかけに収穫祭を自治会が企画しました。そこに多くの支援者が何かしらの支援を提供しているとはいえ、住民のみなさんが、仮設住宅という環境の中でも日常の暮らしに美しいものを感じようとされたことに僕は何ともいえない感覚になります。
という、感覚的すぎる総括で恐縮ですが、これが僕らしさ、友救らしさと思って、ままに指を走らせるのでした。