未来につなぐ、いいね!を贈ろうプロジェクト

2018年4月に「FacebookJapan」主催の
【未来につなぐ、いいね!を贈ろうプロジェクト みなさまの想いを熊本へ!】
に参加した際に集められた寄付金を活用して、「くまもと友救の会」が益城町より委託を受け実施する小規模仮設団地自治会サポート活動の一環として、スマートフォンを担当仮設である4仮設に貸与しました。
各スマホには事前にFacebookアカウントとmessengerアプリをダウンロードし、友救の会と各仮設をグループ化したトークルームも開設しました。
これにより、期待される効果は数々ありますが、いくつか事例を挙げると、

(1)友救の会からの情報発信が同一にかつ同時発信される
友救の会からの各仮設への連絡や情報の共有が、同一のものが同時に発信できます。これにより、伝達人の違いやニュアンスの違いによる誤った情報の伝達や、伝達時期の違いによる事故を防ぎます。

(2)各集会所に整備された印刷機を有効活用
仮設団地には、各集会所にプリンターが整備されています。これまで各自治会向けのチラシやお知らせなどは全て友救の会事務所で印刷したものを配布していましたが、印刷部数だけでも相当な枚数になっていました。
自治会の配布物は自治会で準備するのが原則という考えから、せっかく整備されているにも関わらずあまり利用されていない集会所のプリンターを活用しつつ、自治会活動を自治会で行えるようにと、今後は配布物に関してデータで送り、送られたデータを集会所で印刷する、というようにしたいと思います。

(3)二者間交流ではなく多角的交流に
これまで各仮設と友救の会の直接の交流や関わりがメインで、全くではありませんが仮設間をまたがった住民交流はありませんでした。スマホ貸与でグループを共有することにより、友救の会を介した、または直接の仮設間交流のきっかけにもなることを期待しています。
今後、復興住宅の建設と入居が始まっていくことをにらみ、住民間の居住場所をまたがった交流の場作りが必要だと考えます。
被災前に築いていたコミュニティは仮設住宅入居でバランスが変わり、ようやく築いてきた仮設住宅でのコミュニティも復興住宅への転居で再度変わろうとしています。
「くまもと友救の会」では連携団体と共に、被災住民が被災前の平安を取り戻すための少しのお手伝いを、引き続き実施していきます。

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