益城町仮設団地自治会支援・益城の夏祭り事前準備

□本日の活動内容
(1)益城町仮設団地自治会支援
(2)益城の夏祭り事前準備

□参加者
松岡、沖田、緒方さん、都さん、中外製薬からボランティア35名、NPO法人「AMDA」山上さん

□詳細

(1)益城町仮設団地自治会支援(木山上辻・赤井・櫛島・安永東)
「中外製薬からボランティアで、草刈り・寒冷紗取付」(緒方記入)
中外製薬からボランティアが35名参加されました。 各仮設へ、35名がそれぞれ振り分けられ、木山上辻・櫛島・安永東は草刈りを行い、赤井は集会場に寒冷紗の取付・花の植え替えを行いました。
木山上辻・赤井は、住民の方も参加され、ボランティアの方と熊本地震の事やその後の生活等の話をされ、現在の熊本の状況を知りながらのボランティア活動が出来ました。 櫛島・安永東は、住民は参加できませんでしたが、通りがかりにお礼を言われたり、少し話を伺うことが出来た様子でした。現在、各仮設の住民も少なくなる中、草刈りを行う方も減ってきており、今回はボランティアで草刈りを行う事ができ、住民の方も喜ばれておりました。

(2)「まぁっごスマイル!益城」事前準備「コンパネ塗装」(松岡記入)
益城の建材屋さんである「日創建材」さんから実行委員会に寄付して頂いた合板に、仮設での作業を終えた中外製薬の方々に塗装作業をして頂きました。
合板は保育園・幼稚園・小学校に渡され、子供たちが「スマイル」をテーマに絵を描くものです。なので表面がザラザラのままでこども達が手を怪我しないようにする配慮が必要です。僕が子供のころには子供は怪我してなんぼ。怪我しながら世の中の危険や人の痛みを理解していったような体当たり感がありましたが、うーん、水性の絵具で描いてもらうところが学校側からカッパを用意してくれと言われたり、「水性絵具ですよ?」と単純にビックリしました。
ともかく、合板の表面をペーパーで削り滑らかにし、下塗りの塗料を塗っていきます。
35名もいると、誰がどのように動くかがバラバラで、収集がつきませんでした(笑)
ペーパーも3種類があり、荒い方から細かい方にかけていき、一回目の下塗り、そして乾いたところに二回目の上塗りとすすめたかったのですが、皆さんがバラバラにバラバラのことを行うので、工程管理が全くできずに、大変でした。
こういう光景を見て、災害ボラセンの管理を行うスタッフは大変だなと感じました。
今まで災害ボラセンの無能(失礼)を責めてきましたが、経験のない人を大量に動かすことの難しさをつくづく感じました。

■総括(松岡記入)
中外製薬のボランティアの方々には仮設の住民さんと触れ合いながら活動してもらいましたが、中には住民さんが不在の仮設もあり、平日なので仕方ないなと思いました。その中でも、木山上辻のお母さん方はボランティアの方々に昼食としてカレーを作ってくださり、家庭の味の漬物やサラダを持参して、集会所でわいわいやってました。
僕は仮設同士を移動したり状況確認して段取りを変えたり、仕事とボランティアと電話が鳴りやまない中、中外製薬のボランティアの方々と事務局の方、また、コーディネートして下さっている「AMDA」の山上さんが本当に頑張ってくれました。

活動中総移動距離 47,200㎞