益城町仮設団地自治会支援・みんボラ会議

□本日の活動内容
(1)益城町仮設団地自治会支援
(2)みんボラ会議

□参加者
松岡、沖田、緒方さん、都さん

□詳細
(1)木山上辻仮設団地「友救サロン」
本日は沖田が担当し、集会所に詰めました。僕も途中から参加し、沖田と交代しましたが、話題は復興住宅のことが中心で、相変わらず参加するメンバーが同じでした。
でも7名ほどが参加し、自治会運営のことなども話して情報共有を図っていました。
木山上辻団地は総合体育館で最後まで避難していた方が多く入居されており、避難所で一緒だった人とそうでない人で少し距離ができてしまっているのでは?と感じます。 元々が限られた生活環境で、日中には仕事で出払っている人が多く、新しい人間環境を構築しようとしないことも課題ですね。 そうした人はどんなイベントでも一切出てこないので、生活実態がわかりません。 どういう人がどのように生活再建を図り、どんな課題に直面し、どのように克服していくのか…。

(2)「みんなのボランティアステーション」会議
本日の会議ではかねてよりの引越フローチャートの詳細部分についての最終討議がありました。
普段会議に参加しない人も改めて議論し、みんなで作り上げるフローチャート。個々の団体の活動と併せてネットワーク団体のワークでもしっかりとつながっていく。意見はたくさん出されました。
今回の会議では地域支え合いセンターが出席し、益城町役場は別業務で欠席でした。前回までの会議で行政・社協・支援団体の情報連携と協働が確認されていましたが、社協は行政からの指示がないと動けないと言うし、行政は委託しているので指揮命令権は無いという…。たらい回しの最も分かりやすい形ですね。
では役場の誰に指示してもらうのか、それも分からない。
社協本体は、役場からの指示がないと委託を受けているとはいっても動けないという。しかし社協からの委託先である地域支え合いセンターに対しては社協は指揮命令権がないから指示できないという…。言っていることが矛盾しているように感じるのは僕が支援団体のものだから?
住民さんはどうだろうか?
行政や社会福祉機関の職員はどうだろうか?
こんなことは日本全国どこの被災地でもあったのか?
一体、益城の支援事業はだれが音頭を取って行くのか?再選した町長は現在でも活動している支援団体の名前すら把握していないのに…。
やりきれない口惜しさに満たされます。

活動中総移動距離 45,550㎞