益城町仮設団地自治会支援

 

□本日の活動内容
(1)益城町仮設団地自治会支援

□参加者
松岡、竹田、都さん

□詳細
(1)木山上辻仮設団地自治会支援(竹田記入)
本日は鍼灸師・あん摩指圧マッサージ師によるマッサージが集会所で行われました。不定期ですが上辻仮設に何度か来られており、皆さん、足や腰など気になる所を相談しながら治療されておりました。

 

◆総括(松岡記入)
(1)のマッサージイベントは不定期ですが、遠方から度々実施してくださいます。来年度からイベント実施団体が減少し、仮設に入居される方々にとって気楽に集まれる機会が少なくなっていく中、このように高齢者の方々に好評でまた行きたいと思ってもらえるイベントは大変ありがたいです。

 

また、3月12日の活動報告にて「被災地障害者センターくまもと」と「レスキューアシスト熊本」がメインで対応中の案件について、なぜ資力がある方々に対しても業者ではなくボランティアで対応する必要があるのかと紐解く必要があると記入しました。
その案件について、ヒアリングした「被災地障害者センターくまもと」のスタッフからボランティア対応の必要性を後日聞くことができ、なるほど、様々な状況でボランティアに頼む理由があるんだなと感じました。
実は同センタースタッフから上記のように記入したことについて非常に厳しく叱られ、その場でボランティア対応の必要性を聞くに至った次第です。
来年度はさらに作業系の活動への助成金などが減り、活動の主軸はコミュニティ形成や精神的支柱となります。そんな中にあって、作業系のニーズは確実に残っていきます。益城町でそうだったように、公費解体が終了するばかりの熊本市において、公費解体の後の残処理依頼などが出てきています。活動団体が減っていき、参加ボランティアが減少し、活動資金となる助成金が無くなる中、各団体が団体資源を共有し合って協働していかなければ、被災者のニーズに対して応じられなくなっていきます。
ニーズ相談があったとき、なぜボランティアに依頼し、なぜボランティアによる対応が必要で、その後にどのような支援制度につなげていくのか…。事前に連携団体同士で共有することが必要です。
僕たちもいつまでも活動できる訳ではなく、いつか撤退の日が来る。「その日」にパッと手を放すのではなく、「その日」を見据えて少しずつ手を放し、自分を律する「自律」のお手伝いをする。最終的には事前共有をしっかり行っていこうということで理解がありましたので、今後も「被災をきっかけにお困りの方のため」に支援団体として説明責任を果たす努力を続けます。
この案件について、「被災地障害者センターくまもと」と「レスキューアシスト熊本」が「一緒に」携わってきたようですので、12日の報告の訂正とボランティアによる支援が必要だという報告だけしておきます。

 

 

活動中総移動距離43,700㎞