韓国人グループボランティア受け入れ・情報共有会議(益城)・情報共有会議(県域)

□本日の活動内容
(1)韓国人グループボランティア受け入れ
(2)情報共有会議(益城)
(3)情報共有会議(県域)

□参加者
(1)松岡、韓国人グループ27名と通訳さん、「九州キリスト災害支援センター」から7名
(2)松岡、竹田、沖田
(3)松岡、竹田

□詳細
(1)「KVOAD」紹介ボラ 「みんボラ」ニーズ 45-2 アテンド
本日はKVOADからの紹介により、韓国の行政職員グループを益城町の作業系活動にアテンドしました。


みなさん、作業系活動にも関わらず、お綺麗な恰好をされていましたが、がっつり畑に入ってもらいました(笑)

作業内容は、畑に面している山の斜面から倒れてきている木や竹の片付けです。
重機を用いて倒れてきている木や竹を手前の安全な場所まで運び、ノコギリなどを用いて枝を落とし、畑の入り口の方に人力で運びました。
作業現場が大型の観光バスが入れないので、現場近くでバスを停めて、ハイエースで往復して乗せていくことにしましたが、ハイエースの後部シートに5人乗ろうとしたので、びっくりしました(笑)
また、一便を現場で降ろし、戻ろうかとすると、ぞろぞろと歩いて坂道を上がってきていたので、その積極性に関心させられました。
あるおばちゃんなどは僕に、山の斜面は人が登って切るから、切った木を重機で運んでくれと韓国語でまくし立てていました(笑)
人が近寄ると危険だから重機でやるんですよと説明を通訳してもらいながら、いい意味で統率なく人海戦術で作業が進み、言葉も通じない中、やはり人力すごいなーと感じました。
こちらのニーズは重機作業が必要ですが、重機だけではできません。道路がきれいになり、家屋解体が進み、一見すると復旧が進んでいるかのように見えます。しかし益城町ではこうして人目につかないまま、確実に被害に侵食されている畑があります。

 

(2)「みんなのボランティアステーション」第14回 会議
「作業部会」と「小規模部会」が続いて情報共有されました。出席は下記の通りです。
「一般社団法人 よか隊ネット熊本」
「くまもと友救の会」
「九州キリスト災害支援センター」
「アジア協会 アジア友の会」
「被災地障害者センターくまもと」
「KVOAD」
「益城町役場」
「益城町地域支え合いセンター(社協)」
まず「小規模部会」が行われ、小規模仮設を中心に益城町仮設団地に関わる支援課題が話合われて、対策案が共有されました。
今回、議題となったのは、県の助成で引越し費用が一律10万円もらえる制度についてです。
この制度上、引越し業者に依頼しなくても、「引越しをした」という事実だけで申請でき、一律10万円がもらえます。つまり、ボランティアに引越し作業を依頼して、後日助成金だけもらうということも制度上は問題ではありません。
県としては、建設型仮設や借り上げ型仮設から出てもらうのが最優先かもしれませんが、ボランティアが利用されるケースが必ず出てきます。
支援団体として、住民が制度上の利益を享受されるのはいいことですが、そのために支援団体の活動が圧迫されるなら問題です。
引越しニーズを受け付ける際に、引越し先住所と氏名を控えて、完了報告と同時に役場へ提出する案などが出ました。また、ボランティアが有償で引き受けることも案として出ましたし、そもそも証票の提出を原則化して助成するように制度を見直すかなど、活発に議論されました。

 

(3)「第150回 火の国会議」
県域の災害支援情報共有会議である火の国会議です。記念となる(?)150回目です。
僕が会議に入ったのは19時過ぎで、着いたら終わってました(笑)いつもは20時過ぎまで分科会があるのですが、なんということでしょう…。

 

活動中総移動距離36,650㎞