益城町仮設団地自治会支援(赤井)・片付け・火の国会議

□本日の活動内容
(1)益城町仮設団地自治会支援(赤井)
(2)片付け
(3)火の国会議

□参加者
松岡、都さん、緒方さん、「よか隊ネット」より土黒さん、高井さん、三池さん、「九州キリスト災害支援センター」より諸藤さん、弓田さん、「上智大学学生ボランティア」より10名参加

□詳細
(1)益城町仮設団地自治会支援(赤井)「みんなの朝メシ」(緒方記入)
本日の参加者は16名でした。再建され退去されたている方も多くなってきており、参加人数んが減ってきていますが、皆さん「朝メシ」を楽しみに参加されておられます。
朝ご飯を食べながら、地域内のイベントや世間話をされておられます。食事をされた後も、集会所に残られてゆっくりされておられる方も多くみられます。本日は、スタッフの用事で途中人数が少なくなった為、片付けに住民の方も積極的に関わってくれました。

(2)片付け みんボラニーズ2018:96 (緒方記入)
本日は、震災後少し傾いた農業倉庫と納屋に入っている荷物を、近隣の空き地に運搬する作業です。震災後、ご家族のみで片付けを行なっていく予定でありましたが、なかなか気持ちの整理や片付け作業中にケガをされたりと、今まで片付けが思うようにできていない状況でした。しかし、3月の初めには、納屋側の擁壁工事が公共工事として入る予定となり、2月中に片付けをしなければいけないニーズです。
内容的に、大勢の人員が必要でしたので、今回上智大学の学生ボランティアが10名参加できることとなり、片付け作業を行ないました。
まずは、倉庫の2階部分の荷物からの搬出作業でした。人員が多くいたため、空き地の方で荷物が届いたら降ろす作業と、倉庫の2階で作業する人員と1階で荷物受取と、軽トラックへ乗せる作業の人員と作業分担し行なっていきました。最初に危険個所の確認と、注意事項を説明し作業に取り掛かりました。午後になると作業に慣れてこられ、作業効率も上がり、2階の荷物7割を搬出することができました。
しかし、多くの荷物がまだある為、人員が多く確保できるときに、対応を調整していきます。

 

(3)火の国会議
第213回目となる「火の国会議」では、前回の課題検討会議で共有された行政目線での課題の振り返りを行い、各支援団体の活動報告を行い、その他の共有事項として益城町復興ボランティアセンターについての共有事項や災害ボラセン当時における登録ボランティア情報が地域に活かされてるか、災害ボラセンの運営に主体となって関わる民間団体の選択の問題などが共有されました。
僕は思うのですが、全国の被災地で経験が豊富だと言って被災地に入ってくる様々な支援団体があります。そうした団体がその地域の災害ボラセンなどの立ち上げに尽力してくれるのですが、過去の経験が豊富だからこそ、その経験につられるところがあると考えます。
先日もある地域のコミュニティ支援の経験があるという団体が熊本でのコミュニティ支援に入る検討をしていましたが、そこで語られる課題は熊本で我々が語っているのと同じ…。経験を建前に県外から熊本に入るなら、せめてそこの課題を克服してから来てほしいと思いました。こうした僕の赤裸々な発言は、火の国会議のような公の会議では議事録にも載りませんが、地域の支援活動を地域が主導すべきという理想とは裏腹に、そうはさせていない現実があると考えているのは僕だけかな…