益城町仮設団地自治会支援(赤井)・みんボラ会議・飲料水配布

□本日の活動内容
(1)益城町仮設団地自治会支援(赤井)
(2)みんボラ会議
(3)飲料水配布

□参加者
松岡、沖田、緒方さん、都さん、「よか隊ネット」よりマロくん

□詳細
(1)赤井仮設自治会支援「友救サロン」(上中記入・松岡加筆)
始めてすぐには来られませんでしたが、10時から「生協くまもと」さんが来られて、それに合わせてみなさん来られました。歌を歌ったりした後に、住民の皆さんたちとたこ焼きをしました。途中参加の方もいて、大盛況でした。
この生協さんのイベントは参加者の自立を目指すために行っていらっしゃると聞いて、次回行う、朝食会でも住民さんの参加型、そして、住民さん同士が1品持ち寄ってもらったりして、みんなでつくる朝食会になればと思いました。

(2)みんボラ会議(緒方記入)
本日は、第28回みんボラ会議でした。本年度、前回の会議から対応した「みんボラニーズ」について、対応報告を行いました。また現在「みんなのボランティアステーション」に依頼されている作業系のニーズ対応について、どのように対応するのかを話し合いました。現在、少しずつではありますが、仮設から再建宅へ引越しの依頼が増えてきております。引越しフローチャートに基づいて対応を行っていますが、今後益々増えることが予想されます。
今回、会議に県社協の方も参加して頂き、引越しフローチャートが各市町村へ周知されつつあり、今後の増加するニーズについて、県社協としてもしっかりと依頼者の状況を把握したうえで、ボランティア依頼へ移行する方向であるのかを、しっかりとチェックできる表などを作成していく意向であることを伺うことが出来ました。
今後も、各市町村との連携して対応していければと思います。
小規模仮設の自治会支援の対応では、各支援団体が取り組んでいる事を情報共有しました。今後も、各支援団体で対応している取り組みを、お互いに活かしていける場となっています。

(3)カルピス配布
本日は、飯野仮設団地へ各20ケース配布。
■総括(松岡記入)
生協さんの「たこ焼き」はどこの仮設でも盛況です。生協だけに…。
支援活動に携わっているとよく聞くのが、「自立」「寄り添う」などの言葉です。もっともらしいです。
「自立」にも二種類あります。自分で立つ「自立」と、自分を律する「自律」。生協さんがどちらの「ジリツ」の意味で実施されたか、おそらく後者だと思います。
災害から間もないころに、熊本県や熊本市、益城町などの被災地行政は、「自立」の妨げになるからとボランティアによる支援活動、特に支援物資などの提供に対して、憚るようになりました。
しかし実際のところ、自分で立つことができる人たちは、その前段階において自分を律していることが多く、例えば災害見舞金や一時金などを計画的にとっておくことで、早期の生活再建のために切り詰めた生活を律する。が、切り詰めるどころか、生活用品から家具家電などの一切合切が失われた人は、見舞金や一時金などは生活の足しにすぐ消費してしまいます。それは仕方ないことです。
我々のような支援団体は、そうした被災住民の自分の意思や力だけではどうしようもないところにちょっとしたサポートを足すことで、住民の「自律」へのきっかけになるように働きかけています。

「くまもと友救の会」2018/6/21  活動報告
活動中総移動距離 48,150㎞