益城町仮設団地自治会支援(櫛島)・みんボラ会議

□本日の活動内容
①益城町仮設団地自治会支援(櫛島)
②みんボラ会議

□参加者
松岡、都さん、緒方さん、「よか隊ネット」より土黒さん、高井さん、三池さん、弁護士の方2名、江崎さん

□詳細
①益城町仮設団地自治会支援(赤井)「みんなの朝メシ」(緒方記入)
本日の参加者は13名。いつも来られる方が、病院へ行かれていたり、雨が降っていたせいもあるのか、参加者がいつもより少ない状況でした。
しかし、今回ボランティアで弁護士の方が来られており、住民の方と話をしながら朝ごはんを食べていただきました。一緒に朝ごはんを食べながらの話なのか、住民の方が現在抱えている問題や要望などを話されておられました。弁護士の方も、直接住民の声が聴けて良かったと話されておられました。弁護士の相談窓口はあるが、なかなか気軽に相談できない方もいたのではないか?と思い、いい機会が出来良かったです。

②みんボラ会議(緒方記入)
作業系の会議では、各支援団体のニーズの報告・新規ニーズの情報共有のを行いました。先日下見に行きました、片付けニーズについても情報共有し、有償での対応方法と協力して行っていく各支援団体との日程調整を行いました。各支援団体も、作業系のニーズについて縮小している状況であります。今後、益々お互いに情報共有し協力してニーズの対応を行わなければならない状況です。
小規模仮設については、今後災害公営住宅が建ち始め、退居者も増えていく中、残された住民だけで美化作業を行っていかなきゃいけないことについて、各仮設で課題になってきていることを、行政・社協へ相談し今後地域の住民のボランティアや地域住民も含めての美化作業の手伝いなど、仮設住民と地域とのかかわり合いが出来ないか?等の提案を行いました。行政の方で検討して頂けることになりました。今後も住民が減少し、様々な課題がその都度増えていくと思われます。みんボラ会議で情報共有し、少しづつ解決していけるように活動していきます。

■総括(松岡記入)
一つ気になったのが、弁護士の方が来るのが、いつ誰に連絡されたのか。僕が聞いたのは、当日の朝です。住民さんにはもちろんのこと、何のために来るのか、それをきちんと事前連絡しないといけないなと思いました。
今回はよく知っている「YNF」の江崎さんもご一緒でした。江崎さんは僕が活動家の中で最も信頼する人の一人で、江崎さんのことだから間違いはないだろうとは思いますが、それは僕と江崎さんの話、住民の方はそんな関係性も知らないし、僕であれば朝ごはんなんていうパジャマで済ませるくらいの日常の中にスーツを着た弁護士が二人もいたら驚きます(笑)
「みんなの朝メシ」の場で住民同士の交流や声掛けなどの意識が芽生え、そこからさらに専門家との繋ぎをも意識した動きをしようという意見もあります。
生活再建への悩みは住民の方はもちろんあって、それに対する相談先は専門であればいい。しかし本来は「地域支え合いセンター」がそこの繋ぎを担っているはずで、そこが「できていない前提」での動きは難しいかなと思いました。
僕たちはいつまでも活動ができる存在ではない。いつ予算がなくなり、活動限界を迎えるのか、それはどの団体もついそこまで迫っています。だからこそ、僕たちが主体となってすべきことと、主体となってやっているところにいかに繋げるのか、繋げることと見守ることのより分けが大切だなと感じました。