みんボラニーズ現場調査

□本日の活動内容
(1)益城町仮設団地自治会支援(安永東)
(2)益城町仮設団地自治会支援(安永東・木山上辻)
(3)家財道具移動

□参加者
松岡、都さん、「よか隊ネット」よりマロくん、上智大学ボランティアサークルより11名、白木川さん、レスキューアシスト熊本よりケンケン

□詳細
(1)安永東仮設団地自治会支援「友救サロン」
この日のサロンは上中が担当していましたが、活動レポートがまだ記入されていないため、僕が代わって書きます。
安永東仮設団地は自治会活動が女性を中心に活発的に行われるようになり、集会所が賑やかに活用されています。
今年中に退去される方が複数みられ、復興住宅が建設される来年の1月以降で自治会活動を担っていく住民さんへの引継ぎが課題です。
しかし安永東では毎月定期的に住民総会を開催し、都度、住民さんで話し合って解決していくスタイルが取られているので、自助解決していけるのではと期待しています。
住民さんで相談して、住民総意を決め、総意を実施するのに足りない何かについて支援を実施していけたらいいのではと考えています。

(2)安永東仮設団地・木山上辻仮設団地自治会支援「エアコンフィルター清掃」
上智大学の学生とのコラボ企画です。
「被災地障害者センターくまもと」にボランティア参加するために熊本に4泊5日くらいで滞在する学生が、この日は「みんボラ」の活動に参加です。
他の仮設で9月に入ってからエアコンのフィルター掃除などの支援が入る予定があったため、今回は9月の予定に入っていない仮設へフィルター掃除に伺うことにしました。
ただ、この日は平日なのでどれほど住民さんが仮設におられるかが読めません。
いらっしゃる方で、ご希望の方のみのサービスとなります。
事前に全戸にフィルター掃除の案内チラシを配っていましたが、やはり両仮設とも不在の方が多く、17世帯ほどのエアコンフィルターを掃除して今日の活動を終えました。

(3)家財道具移動 みんボラニーズ2018:73
西原村での家財移動案件です。数日前に現調に伺い、上智大学の学生が来熊するタイミングに合わせての対応です。
地震当時に住まわれていた家屋を修繕する間、家財道具を納屋に保管されていたものを、家屋の修繕が終わった今、家屋の中に取り込む作業です。
現場に着いてから、学生たちに作業の目的と注意点、手順を説明しました。
作業自体は手際よく進み、午前中には終了しました。終了後には依頼主のお母さんからスイカや梨の差し入れを頂き、学生の女の子たちとすごく仲良くなっていたので微笑ましく見ていました。
いや、微笑ましくです。誰もニヤニヤしてません。僕がニコニコしていてもみんなニヤニヤしていると言ってきます。
依頼主の家からは阿蘇に向かうための橋と山肌の工事風景が見えました。
日々、ゆっくりでも確実に復旧に向かっている。
復興は復旧の次の段階です。
全国的に災害が続発する中、熊本への関心が薄れつつあるように危惧します。
熊本はまだ復興への入り口付近に立ったばかり。どうか今後も熊本への関心を薄れさせないでいてほしいと願います。