引越作業

□本日の活動内容
(1)引越作業

□参加者
松岡、都さん、「被災地障害者センターくまもと」から2名

□詳細
(1)「みんボラ」ニーズ2018:1「生活再建引越」
本日はとある仮設団地からの退去に伴う引越案件を「みんボラ」で対応しました。
依頼主は身体に障害を伴っており、ご本人での作業は不可能で、業者依頼するも高額な引越費用にご親族の方がボランティア依頼を勧められました。
ヒアリングをしていくと、仮設団地に入居するときにもボランティアにより転居したようで、その時に対応した団体や行政と連絡が交錯し戸惑いましたが、「みんボラ」で対応することとなりました。
運んだのは冷蔵庫や洗濯機、衣装ケース、鏡、タンスなどで、軽トラック2台とワゴン車にも積み込みました。
益城に再建した新築のお宅はどこもピカピカで、慎重に運び入れました。電気屋さんが作業に来られていて、心なしか、みんなの表情が明るい…と感じました。僕は中学を出てから大工見習をしていましたが、新築ができて引き渡しになると、工事期間中にも何度も見に来ているはずの施主がやたらとウキウキしていたのを思い出しました。
そういう時は大工もウキウキ。自分たちの腕を振るって仕上げた物件。施主からすると大金をかけて一生の買い物で手に入れた我が家。電気屋さんや設備屋さんなどたくさんの業者も出入りし、近所のかたもお祝いに来る。みんなウキウキしていました。
たくさんの人の叡智と技術と努力が結集した住宅。そんな一種神聖ともいえる場所に行くと、人しれずウキウキしてしまうのは人の性でしょうか。懐かしい感触に感傷に浸りながら、作業を終えました。
今回は有償対応のケースとなるのですが、有償というよりも寄付金という名目で渡したいとのことで、「みんボラ」で寄付金として受領しました。

活動中総移動距離 46,650㎞