生木撤去・益城町仮設団地自治会支援

□本日の活動内容
(1)生木撤去
(2)益城町仮設団地自治会支援

□参加者
松岡、竹田、緒方さん、都さん

□詳細
(1)生木撤去(竹田記入・松岡加筆)(みんボラニーズ20-2)
北区の解体後の更地にある生木の撤去作業を行いました。伐採は業者とご自身で行ったようです。
「九州キリスト災害センタ―」、「レスキューアシスト熊本」、「くまもと友救の会」の3団体、計6名で行いました。使用車両は0.2ユンボと4tダンプ2台です。
敷地のあちこちに伐採された生木が積まれてます。ユンボで生木をダンプへ積んで処分場へ運びました。生木は4tダンプ5台分にもなりました。生木は災害ゴミではないので依頼者が処分料を支払いました。解体後の更地の手入れの為の依頼のようです。



 

 

 

(2)木山上辻仮設団地自治会支援(竹田記入)
本日は自治会主催の「夜のお食事会」です。住民さんの交流を図ると共に来年度の自治会活動への意見を聞く機会になればと思っております。19時開始に向け15時から準備いたしました。今日のメニューは豚汁とおにぎりです。お食事会には約20名の方が参加されました。皆でテーブルを囲い賑やかでした。退去される方が増え、参加人数は少しずつ減ってきておりますが、皆が集まる場を楽しみにされてる方もいます。定期的にこういった場が開ければと思います。

◆総括(松岡記入)
北区の生木撤去作業には熊本朝日放送KABが同行し、現状の住民ニーズに対する支援団体の活動限界が生じようとしていることや、元々の経済活動の中に住民が復帰できるようなお手伝いを、今後の支援団体は意識していかなくてはならないことなどをお話しました。


こちらの依頼者は、ボランティアによる撤去作業がまだまだ続いているとお考えであり、生木の処分などが災害ごみ仮置き場で今でも無料でできるという認識であったようです。事前に、処分方法などは確認していたつもりですが、現場での判断が迫られました。
熊本市では市民が月に1tまでは無料で処分場に持って行ける仕組みがあるようです。今回はその制度を使うつもりですが、明らかに1tをはるかに超える伐採量…。
まずは、民間の処分場に1台目を持って行くことにしました。そこで大体の重量を伝票から分析してから無料での持ち込み所に持って行くことにしました。
今回の撤去はスギの木の枝などが多かったため、1台目は490キロでした。民間の処分場に3回走り、熊本市の方には2回目に1回目より少し多めに載せて、実際の重量は470キロでした。2台分で960キロに収まり、無事に無料で引き取ってもらいました。こちらはもし1tを超えるようであれば、超えた分だけでなく、持ち込んだ全てを有料で引き取られます。しかも一般の生木処分料はキロで13円ほどであるところを、1トンを超えてしまった場合はキロあたり25円で引き取られてしまいます。
僕たちも仕事で生木を持ち込むことはありますが、枝葉ばかりを持ち込んだことがないので、重量の感覚が分かりません。念のために2台に分けて持ち込んだのが最大限に効果を出せた結果となりました。
木山上辻の夜のお食事会では、子供も一緒に食事を楽しみ、来年度の自治会支援の要望も頂き、どっと力が抜けて息抜きしました。

活動中総移動距離43,350㎞