益城町仮設団地自治会支援・引っ越しニーズ対応(みなし住宅~再建家屋)

□本日の活動内容
(1)益城町仮設団地自治会支援
(2)引っ越しニーズ対応(みなし住宅~再建家屋)

□参加者
松岡、竹田、都さん

□詳細
(1)木山上辻仮設団地自治会支援(竹田記入)
月に1度行っている「清掃の日」です。毎月第2日曜日に行っております。
夏場よに比べると除草作業は必要ないですが、月1回顔を合わせる良い機会にもなっていると思います。あまりお会いしない方ともお話しながら作業します。参加は強制ではないし、予定があれば予定を優先すべきですが、皆さんが作業されるなか、自治会長が「清掃の日って第三日曜ではなかったですかね?」と言い残し私用で出ていかれました。昨年の11月からは第二日曜で毎月清掃作業を行っています。自治会長が作業日を失念して出かける中、皆さんが参加し清掃作業を行っているという状況になりました。今後どう対応していけばよいのかと考えさせられました。

(2)引っ越しニーズ対応 「みんボラ」ニーズ146(竹田記入)
今回の引っ越しは「みなし住宅」としてお住いのアパートから再建された自宅への引っ越しです。
依頼内容は、「引っ越しの日は親戚が集まるが、皆高齢の為重い家財などが運べない」という事でした。
現場に行くと、20代の親族の男性が二名おり、重い家財を運んでいきます。キッチンスペースに大きい家財が入っており運び出すのに苦戦しましたが搬出することができました。引っ越し先の家には40代と思しき親族の男性の方が二名おり、みなし住宅から運ばれた家財を設置していきます。高齢のために運べる人がおらず手伝って欲しいという依頼でしたが、私達がお手伝いにいかなくても男手が4人もおり身内だけで解決できたのでは?と感じました。本当にボランティアの必要があったというより、とりあえず呼んどこうかボランティアは無料だし、というような感覚が感じられ、複雑な現場でした。

(3)総括(松岡記入)
木山上辻の自治会長はまだお若く、高齢の役員さんが全面的にサポートする形で自治会長の責務に任じています。自治会支援団体としてのサポートが行き届いていないのが実感されます。
僕たちは自治会支援団体の一つです。自治会長や役員さんが住民さんなどから批判されるようなことがもしあれば、それは自分たちのサポートが行き届いていないからだと反省するべきです。
支援物資を提供し続けてきて、これでもかと強欲に見られる方もありましたが、僕たちはそのような人たちに、そのような態度を取ってしまうほど、その人は余裕がないんだと、その余裕のないところに寄り添う存在でありたいとメンバー間で話し合ってきました。

(2)の引越しニーズ……。なんだか複雑な感じです。依頼者は益城にお住いの高齢ご夫婦の親族で、福岡にお住まいの模様。支援物資の時もそうでしたが、本当に危機感がある人は、自分の事より他人を慮る傾向がありました。(1)の余裕のない切迫した人は例外です。
今後はボランティアによる対応基準を設けるなどして、ルール化を図っていかないと、ボランティアの「利用者」が多く現れるでしょう。

活動中総移動距離42,100㎞