飲料水提供・益城町仮設団地自治会支援

□本日の活動内容
(1)飲料水提供
(2)益城町仮設団地自治会支援

□参加者
松岡、竹田、緒方さん、都さん

□詳細
(1)飲料水提供(竹田記入・松岡加筆)
本日は下記の通り、各自治会長さんが軽トラで「くまもと友救の会」の拠点に取りに来てくださり、お渡しいたしました。
◎木山仮設(東・北) 80ケース
◎小池島田第二 57ケース
本日は各自治会長さんが軽トラでくまもと友救の会の拠点に取りに来てくださり、お渡しいたしました。


 

(2)木山上辻仮設団地自治会支援(竹田記入・松岡加筆)
木山上辻仮設で映画上映会です。黒澤映画の「隠し砦の三悪人」が上映されました。この映画は昭和32年の映画になります。もちろん白黒です。10名程の方が参加されました。皆さん、真剣な表情で鑑賞していました。主催者の方は数名でも開催してくださるとのことで、今日も「楽しかった」と仰る方もおり、来月も開催できたらと考えております。

(3)総括(松岡記入)
益城町では仮設団地の集約問題が現実味を帯びて感じられてきました。みなし仮設の延長申請のうち、2割ほどしか認められないとのことで、「早すぎる」生活再建が本当に復興なのかという疑問が一部囁かれています。
仮設住宅の1年延長は個別申請で個別審査です。また、建設型と呼ばれるプレハブ仮設にお住いの方々は集約していくたびに引越しをしていかなくてはなりません。
益城町には18か所もの仮設団地があり、40世帯~60世帯ほどの団地がほとんどです。現在はどこの仮設団地も2割ほどが退去しています。逆に現在も仮設にお住いの方は生活再建の目途が立たない方が割合を多く締めてきます。そうした方々が仮設の集約という段階で一体何世帯の方々が仮設から仮設への引越しを余儀なくされるのでしょうか。
助成金は作業系の活動には弱くなり(作業系の活動を行う計画では助成金が下りづらくなった)、一方で確実に作業系の活動が出てくる。
引越した方々は2年かかりで気づいてきたコミュニティを再度転居先の仮設で気づいていく必要があります。コミュニティ形成をサポートする支援団体として、そうした「いずれ必ず訪れる課題」に目を向けて事前に連携した取り組みが必要ですね。

活動中総移動距離41,650㎞