解体前の片付けニーズ対応・小規模仮設IT相談室

□本日の活動内容
(1)解体前の片付けニーズ対応
(2)小規模仮設IT相談室

□参加者
松岡、竹田、野中くん

□詳細
(1)「みんボラ」ニーズ 27-3対応
本日で5回目となる継続作業です。こちらの依頼者は、「被災地障害者センターくまもと」に相談されて、同センターが「レスキューアシスト」に応援要請をし、そこから「みんボラ」に編入されました。作業自体は5回目となるようですが、「みんボラ」として把握しているのが3回目なので、ニーズ№は27-3としています。
「みんボラ」では、個別の団体が個別の対応ではなかなか解決できない課題に対して、協働することでより迅速に、かつ的確に、ニーズへ対応しようとしています。
また、それらの連携実績だけではなく、個別の住民ニーズへ団体が個別にどのように対応したのかも同じように記録に残し、行政機関へ報告しようとしています。現在は14件の市民活動実績を報告しています。
本日の対応では4団体から多くのボランティアが参加し、それぞれの団体資源を共有しながらニーズへ対応しました。

「みんボラ」では、
⑴住民が分かりやすい住民運営による市民活動の総合窓口となること
⑵支援団体間の垣根を軽減し、団体資源を共有し合うことで支援活動を加速させること
⑶運営記録を行政機関へ提出し、市民活動のニーズとシーズの動きと共に民間では解決できない行政課題を提言すること
⑷蓄積されたノウハウや経験を地域へ継承し、くまもと型市民活動を推進すること
などを主な柱として活動しています。
発起人として僕が代表を務め、事務関係も担っているので、僕が全て統括するような印象を持たれている方もあるかもしれません。
住民からすると、「誰が」とかは関係ない。住民ニーズに的確かつ迅速に対応し、それらを記録に残し、地域へ帰結しようとする取り組みに反対する人はいません。一つ一つの歯車がようやく少しづつ合ってきたと感じる、震災から1年半。これから益城町はどのように市民活動が発展していくのか。
小さくとも、しっかりと隣の歯車と合わせて動けるようにしたいと思います。

(2)木山上辻仮設団地 「リバイブ熊本 IT相談室」
木山上辻で長らくパソコン教室を自治会役員向けに実施してくれていた「リバイブ熊本」が、アフターフォローとして「IT相談室」を実施してくれました。
「リバイブ熊本」は益城町の複数の仮設団地でパソコン教室を実施していますが、益城の小規模仮設でも場所が違えば色が違うので、大変だったろうなと思いましたが、結局は人と人のやり取りなので、僕らが益城でやってきたように懐に飛び込み、受け入れ、分かち合っていく中で関係性を築いていったのでしょうね。
木山上辻の方たちもすっかり打ち解けた様子でした。
リバイブさん、いつもありがとうございます。

活動中総移動距離36,400㎞