□本日の活動内容
・嘉島町で片付け依頼対応
・バナジウム水の提供
・木山上辻仮設自治会打合せ
□参加者
松岡、竹田、沖田、高木くん
■本日は嘉島町で解体後のお片付けという依頼を対応しました。解体後に、業者が片付けるべきゴミが置かれたままだということで伺ったのですが、よくよく聞いてみると、お母さんとお婆さんで処分する物の基準が違い、お母さんの知らないところでお婆さんが業者に捨てないように言っていたようでした。
お母さんにとって要らないものでも、お婆さんにとっては要るもの。その歩み寄りができないままに僕達が行ったので、捨てるものと運ぶものも決まらないまま、帰りました。
お母さんの言い分は、要る要ると言っても入院してるから使わないじゃない…。
お婆さんの言い分は、いつか使う…。
僕達はこのような時、どのような振る舞いが適正なのでしょう。
現場でお母さんとお婆さんが喧嘩になっていたので、作業を続けることは困難でした。
僕は、お2人には言えなかったけれど、こう思います。
お母さんにとっては邪魔なものかもしれないけれど、お婆さんが生きている限り、お婆さんが言うものは置いておいてほしい。
もし、お婆さんが亡くなられてから処分されるのであれば、その時は僕達が片付けのお手伝いをします。
…災害が爪痕を残すのは目に見えるものだけではない。阪神淡路大震災で僕の心にも確実に残った傷…。熊本の方に、その傷が付かないような少しの助けができればと思います。
■本日もバナジウム水の提供を行いました。祖父方の実家が嘉島町だという参加者の高木くんに飲料水の配布も手伝って貰おうと思いましたが、ご親族の方が迎えに見えたので、嘉島町が終わってからサヨナラしました。
■木山上辻仮設で自治会打合せを行いました。今回の議題は、自治会としての意思決定を経る手順や、報告・連絡・相談の徹底などでした。
先日、「コミサポひろしま」の小玉さんに集会所前の下屋を製作して頂いた際に、小玉さんとの入念な打合せや最終確認が足りず、自治会費から多額の材料代を拠出し、かつその材料を使用しなかった…ということがありました。役員といえども、皆さんの自治会費を預かる身。役員同士の承認があってからの拠出がルールです。僕達もその辺の声掛けが足りなかったのかなと反省します。