修理依頼家屋の下見 ・土砂出し用重機受取り・KVOAD紹介案件の下見

□本日の活動内容
・修理依頼家屋の下見
・土砂出し用重機受取り
・KVOAD紹介案件の下見

□参加者
松岡、竹田

■本日は益城町こども未来課からの依頼により、修繕してお住まいになろうという家屋の状況視察に行きました。
こども未来課からお2人の職員が来られ、住民のお父さんと待ち合わせてからお宅に向かいました。現在は仮設にお住まいだということですが、家屋を修繕してお住いになりたいというご要望。
しかしお宅の内部は家中カビに侵食され、柱や梁にまで根付いていました。こうなれば壁や床などは全てめくり、柱や梁を洗浄・乾燥した上で内装を全てやり替えなければなりません。その前には屋根の修繕をする必要もあります。

作業をご自分でされるとしても、材料代だけでも数百万円はかかるでしょう。
お父さんはご自分でボチボチやると仰いますが、まだ中学生のお子さんも育ち盛り。健康被害が心配です。カビは気付かないうちに確実に身体を蝕みます。僕も去年の今頃に咳が止まらなくなり、半年ほど苦しみました。
住み慣れた家を壊すのは悲しいけれど、僕がお父さんの息子なら、少しでも長生きしてもらいたいと思う。そう伝えました。

■本日は「森のたまさん」の白木川さんご尽力の元、九州北部豪雨災害地における重機支援用に重機をお借りしました。
これで重機での作業が一段と捗ります。白木川さん、ありがとうございます!

■火の国会議事務局のKVOADからニーズ紹介がありました。依頼者ご本人からお話を伺い、今日中に現場を見に行くことにしました。
現場は、清正公を祀っている御堂です。砥川にあるその御堂は、人が並んで歩けないほど狭く、40度ほどの傾斜がある石段を40段ほど上がったところにあります。地震により潰れておりますが、部落の所有物であり、個人の所有物ではないため、公費解体にて申し込めないそうです。
本日も僕達が伺う前に役場から見にこられたそうですが、ボランティアで出来るならしてほしいと言われたそうです。


しかしここは瓦や木材を持って石段を下り、また上がらなくてはなりません。車両も重機も入らない場所で、全て手作業。ボランティアでやるならば、40名ほどの縦列を作り、バケツリレーをする必要があります。

行政の枠組みで救済措置があるならば、あえてボランティアで無理にする必要はない、再度、役場にお願いして、どうしても公費で不可能となれば、その時はボランティアで挑むしかありません。