インターペット片付け

□本日の活動内容
(1)インターペット片付け

□参加者
松岡、都さん、緒方さん、白木川さん、上智大学学生ボランティア10名

□詳細
(1)インターペット片付け(松岡記入)
本日は上智大学の学生ボランティアサークルから10名の参加者を得て、前回も上智大学が入った片付け案件の続き作業を実施しました。
前回の作業で少しはスペースができたものの、在庫の置き場として、また片付けの荷物置き場としてスペースが潰されており、依頼者方だけではどこからどのように手を付けていいのか分からない状態となっていました。
僕の見立てでは、まずはスペースを確保しないと片付けもままならないため、崩れている棚があるところを片づけるために、棚の上にある荷物と周辺の荷物を片づける必要があります。
その見立ての説明と安全注意事項を申し送り、作業を開始しました。棚の崩れている部分に気を配り、無理に運ばずに安全な場所から下に落としました。
依頼者の方々がいるものといらないものに分けて送り出し、

それを僕たちが下に落とし、

下(2階)にいる人がそれを窓際に運び、

下屋の屋根にいる人に渡し、

下屋からダンプに投げ落とし、

ダンプの中で段ボールを開け、

段ボールはダンプの外へ、

ダンプの外で段ボールを潰してよけておく
という流れで作業は進み、この日で崩れている棚の上の荷物は大半が出すことができ、フロアーの中心部分も旋回スペースができました。
処分した荷物の量は、立米換算で48m3、4tの深ダンプで実に6台分でした。
前回入った学生から作業の過酷さを聞いていた今回の参加者は、聞いていた以上の過酷さに驚きつつも、依頼者たちだけでは進めようのない片付け作業を、自分たちが手伝うことで依頼者の気持ちが楽になるところまで進めることができて達成感を味わっていました。
震災からもうすぐ3年。地震の爪痕が残る場所はいよいよ目立たなくなってきました。だがしかし、確実に残っている場所があります。今後、そのような場所にどれだけボランティアを繋げられるか、僕たちもコーディネートの課題です。