熊本地震が2016年4月14日21時26分以降に熊本県と大分県で相次いで発生しました。
震度7を観測する地震が4月14日夜および4月16日未明に発生したほか、最大震度が6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生し、益城町や熊本市を中心に建物損壊、土砂災害が多発するなど、甚大な地震災害となりました。
くまもと友救の会は、熊本地震発生直後から、支援物資の受取・配布、瓦礫や生木の伐採・撤去 及び 家屋内の片付け・草刈・大工・重機等の作業系活動の他、引越し支援、イベントの企画・運営・警備等の実施サポートなど、被災者の復興・生活再建を目的に精力的に活動しています。
支援を受けた方々からの声
・生活再建に向けての物資配布は助かりました。仮設への入居時など色んな場面で少しでも節約したいです。
・大工作業や重機作業などの特殊ニーズも対応してもらえた。
・ボランティア団体が減少していく中、継続的活動に支えられています。
・早急に状況を把握しニーズに答えてもらえました。
被災地では、今もなお支援を必要としています。
全国で災害が立て続けに起こり、1年以上を過ぎた現在、熊本地震は過去のこととして捉えられています。しかし、被災地では生活再建の難しい高齢世帯が多くを占めており、今もなお支援を必要としています。
【益城町の被災世帯】
仮設住宅・・・約1,500世帯(3,871名 H27年4月時点)
みなし仮設・・・約1,400世帯
在宅被災者・・・3,600世帯
職を無くした方や、年金生活で被災し困窮されてる方、2016年4月14日以前と同じ生活を送ることができない人たちが、まだたくさんいらっしゃいます。復旧は少しずつしているかもしれませんが、復興までの道のりは遠いのです。