継続的に入っていたとあるお宅に、別経由で重機系の活動をされる方々が入っていました。
家の方のご要望に沿って対応する順番を考え、奥の家にも車輌で作業に入れるようにしていましたが、別班による作業でその段取りが狂ってしまい、キレイにすきとった広場にまた水浸しの泥を出されていました。
色々な方面から別々のグループが作業に入り、明確な指揮者がいない…
また、別グループのボランティアが別グループのボランティア車輌を間違って乗って行ってしまい、なおかつ事故を起こしたとかで、家の方も警察に聴取されていました。
自分たちのやりたいことをやるのではなく、自分たちが居なくなった後に家の方や近隣住民たちとの人間模様も考える必要があります。
とあるボランティアさんはダンプのコボレンシートから溢れるくらいに土砂を積載し、家の方が制止しても意に介さず、土砂をこぼしながら搬出されていました。
家の方が近隣の人に後から、「アンタとこはあの時はやりっ放しやったもんな」と言われやしないか心配です。
色々2転3転あり、別の現場に要請が入ったので、田主丸に常駐させていた0.15と3トンダンプを取り向かいました。
そこでは「ロハス南阿蘇たすけあい」さんの重機チームがすでに活動されていて、家屋内の土砂を人と車輌系で搬出されていました。
そこでも色々な方々の都合と段取りが入り交じり、朝から数えて4転5転しつつも、道路に倒れそうな納屋を敷地内に倒しこんでしまうこととなり、なんとかそれくらいの活動はできたかな、というところです。
ロハスさんはさすが統制のとれた作業をしておられましたが、社協ボラセンではなく、独自のルートで派遣されているボランティアさんたちもおられるようで、家の方も誰がどの繋がりでどこからボランティアに来てるのか分からない様子。
家の方が対応に追われたり、ボランティア同士の間に挟まれたりしないようにという配慮は当然ながら、状況分析と解析、即時判断と作業の組立ができる人が指揮者にいないと、家の方は大変だなと思いました。
作業という作業はせず、4転5転に妙に疲れてしまった一日でした。
人吉から遠路駆けつけてくれたメンバーにも申し訳なく、混沌とした久留米市の現状に悩ましいことでした。
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