片付け作業・みんボラ会議

□本日の活動内容
(1)片付け作業
(2)みんボラ会議

□参加者
松岡、都さん、緒方さん、「九州キリスト災害支援センターくまもと」よりマサさん

□詳細
(1)片付け作業 みんボラニーズ2018:No88(緒方記入)
12月末より作業を行っている、嘉島町の引っ越し後の片付け作業です。
本日も、九州キリスト災害支援センターくまもとと協力しながら作業でした。明日には入院されている母親が帰宅予定であるとの事で、母親の生活スペースとなる和室の片付け作業を重点的に行いました。退院後、ベッド生活になる可能性があるとの事でしたので、ベッドの置場の確保と、歩行器仕様であるとの事でしたの、和室からの生活導線を考えながらの片付け作業です。わしの荷物は、7割が亡くなられた家族の遺品であった為、依頼者へ確認を行いながら処分を行っていきました。また、食器類や台所用品が多くあった為、一旦リビングに置くスペースを確保し、リビングへ移動させました。午前中の作業のみでしたが、母親が戻ってきても大丈夫な空間の確保をすることが出来ました。また、母親が帰宅後不用品が増える可能性がある事や、庭に置いている不用品の処分もあるため、再度1月末に日程調整を行っていく予定です。依頼者も母親あ帰宅できるスペースの確保が出来、安心されていました。

(2)みんボラ会議(松岡記入)
本日は42回目となる「みんボラ会議」でした。議題としては新規案件はなく、継続案件の報告と、上智大学から参加予定のボランティアの調整協議でした。
その他、益城町社会福祉協議会から「復興ボランティアセンター」の設立についての協議がありました。同センターは昨年から案が出ていましたが、これまで「みんボラ」で実施してきた市民活動を社協が地域といて継承していきたいという申し出があり、我々のような民間団体は地域への継承や引継ぎが最も重要な課題の一つであるため、この理想的な申し出に興奮しつつも、その事業予算は民間が独自に工面しなければいけないという難題に直面しています。
また、センターとしてはボランティアのマッチングをすればいいと考えているようですが、生活再建したご自宅や、災害公営住宅においても前提としては終の棲家として仮設住宅などから転居します。その引越ニーズなどに対応する際に、例えば、壁を傷つけないための工夫や、冷蔵庫を運ぶ際のコツなど、意外と経験がものをいう活動になっています。限られた運搬車両に求められる荷物を載せないといけないので、トラックに載せる際も工夫次第では一台で済みますが、下手をすると二台かかる場合もあります。
復興ボラセンとして地域のボランティアを募り、市民活動を加速させたい。そこに、ずっと市民活動を実施してきた「みんボラ」会員団体たちに協力をしてほしい。しかし予算はだせない…。
実をいうと、民間団体の活動の原資となる助成金は、2018年度で絶えます。その後の活動は団体の手出しになることが多い。そこに、地域としてボランティアを広く募り、そのコーディネートや育成に関わる我々の活動原資が自ら調達するべきものだとは、僕は思いません。もう少し地域が負担をかけて、民間からのノウハウ吸収を積極的にやってほしいと思います。負担があるのが団体と住民だけであってはならない。