益城町仮設団地自治会支援(安永東)

□本日の活動内容
(1)益城町仮設団地自治会支援(安永東)

□参加者
松岡、都さん、緒方さん、「よか隊ネット」より土黒さん、三池さん

□詳細
(1)益城町仮設団地自治会支援(安永東)「みんなの朝メシ」(緒方記入)
本日は、10名の方が参加されました。また、本日は初めて参加される方もおられました。
以前より気にかけていた方が参加されました、普段の生活状況もお聞きしながら、一人暮らしですが、食事に気を使いながらの食生活を送られている様子でした。
先日、「みんなの味噌作り」の参加アンケート配布した事で、皆さん興味を持たれており、当日参加できない方より、参加費だけ払って味噌を貰えないだろうか?と言う問い合わせもあり、当日参加できなくても参加費を頂ければお渡しする事にしました。
普段、スーパーなどで売られているお味噌より、手作り無添加のお味噌は大人気になりそうです。次回の朝ごはん会では味噌作りを行いますが、私達支援する側も初めての試みで、楽しみにしています。

■総括(松岡記入)
「みんなの朝メシ」スピンオフ企画である「みんなの味噌作り」ですが、大変好評を頂いています。
「みんなの朝メシ」が、住民の方より好評を頂いているのは、僕なりにいくつかの理由があります。僕なりにと書いたのは、僕なりにセオリーを感じたからです。
「みんなの朝メシ」は、まず朝の時間帯に行います。仕事で朝早く家を出る人も、畑で朝早く家を出る人も、学校などで日中は不在の人も参加しやすいです。
また、日中のサロンは女性が参加しやすいものが多いです。逆に言うと、男性は参加しにくい。どういうものかというと、例えばものづくりサロンといっても様々で、女性が好むものが題材として選ばれやすい傾向にあります。
朝ごはんであれば、一人住まいの男性なども参加しやすく、一人住まいであるから、男性だけだからという理由で周囲の住民さんも声を掛け合ったり、誘いやすくなります。
これらは多角的に考えた場合に「みんなの朝メシ」の有意点ではありますが、僕が考えるに、生活自体に関わるものが住民コミュニティを考えた場合に有意だと考えます。
モノづくり体験やワークショップはどちらかというとイベント型です。イベントは非日常でもある。それはそれでいいと思いますが、「みんなの朝メシ」は日常の中にあることです。住民交流とか住民コミュニティとか言われていますが、災害があったから、仮設住宅に住んでいるからコミュニティを築いていくのではなくて、住民にとってはコミュニティとか近隣との交流は日常の中にあったものです。日常にあったものを再構築していくのに、日常の中でやっていくことは、むしろ自然かもしれません。
日常の中に、日常を取り戻す。そのような活動が、僕にとっての日常になっています。
ただ寂しいのが、住民の皆さんがいらっしゃる時間帯に僕が退室することが多く、住民の皆さんに僕があまり認知されていない(笑)でも、それがちょうどいい存在なのかなと思います。いつの間にか居て、いつの間にか居なくなってる。そう言い聞かせて、今日も賑わう集会所を後にしました。