□本日の活動内容
(1)まちづくり研究
□参加者
松岡、都さん、緒方さん
□詳細
(1)益城町新ふるさと総合研究所
本日は益城町が熊本大学などと企画推進する「益城町新ふるさと総合研究所」の第4回研究会です。
今回はスペシャルゲストとして前熊本市長の幸山氏を招くからなのか、街(市内中心部)での開催です。
前回の3回目は各研究生の得意分野や関心事を発表し合い、研究生同士で「知るを深める」会だったと聞きます。僕は前回は参加できませんでした。
4回目の今回は、研究生それぞれが「想い描く益城町のまちづくり」を発表しました。
研究生の中から、5名の発表者が選ばれ、発表しました。僕はトップバッターで、益城町民でもない僕がそもそも発表者でいいのかとか色々考えましたが、僕も自分の考えを持っているので、発表させて頂きました。
僕が発表したのは、「日本一、宿の多い町」です。僕はボランティアとして県内外からのボランティアを多数受入れしてきました。空港と高速のインターが益城町にあって、ホテルというホテルは一つしかない状況で、多くのボランティアが市内中心部に宿を取り、宿をとった周囲で晩御飯を済ませ、とにかく益城町にお金が落ちない、滞在しない、通り過ぎると。
それは落としたくないわけではなく、お金を落とせる場所と滞在できる場所が少ないのが現実です。
空港とインターが益城町にあって、益城町は九州の中心部に位置し、九州は毎年のように災害に見舞われる恐れがある。そのことから僕はボランティアとして、益城町に宿を多く作り、益城町に宿をとりながら、九州各県に日帰り旅行したり、ボランティアに行ったり、とにかく滞在する場所としての存在を確立することを提言しました。
来年以降に民泊の法律が改正されますが、益城の民泊を活性化し、一つ一つの宿が災害から再建までの語り部として経験を語り継いでいく。そのことが町民にとっての生活の糧にもなる。関心が熊本に向けられる。人が滞在する。滞在してお金を消費する。消費されたお金で町がう潤う。潤った町は町の整備にお金を使える。そうして町が復興していく。というのが僕の思い描く理想のまちづくりです。
九州で被災の先進地として、復旧と復興とは違うということを、モデルケースとして益城町が示すことができたらいいなと思います。ボランティア元年と言われる阪神淡路大震災。神戸の町は街となり、復興したとは僕は思えないです。開発はしたかもしれない。
僕は益城町でボランティア革命を起こしたい。その結果、熊本がボランティアの聖地と呼ばれて多くのボランティアが関心を寄せてくれたらと願います。