益城町仮設団地自治会支援・みんボラ会議

□本日の活動内容
(1)益城町仮設団地自治会支援
(2)みんボラ会議

□参加者
松岡、都さん、緒方さん

□詳細
(1)赤井仮設団地自治会支援「コープ喫茶」(緒方記入)
本日は、グリーンコープさん主催による、「コープ喫茶」の開催もあり、一緒に参加させていただき、お好み焼き作りを行いました。皆さん、キャベツを切ったり、卵を割ったり粉を混ぜたりと共同で行い、ガステーブルのホットプレートで美味しく焼き上がりました。
作業をしている最中は、お互いこんな感じかな?と声掛けやコミュニケ―ンを取りながら行っていました。焼き上がった後は、体操を交えた歌や、懐かしの歌を唄い楽しまれていました。ワーク系のサロンは、やはり住民の積極性が見られると感じました。今後も住民の皆さんが主体となれるコミュニティを作っていきたいです。

(2)第30回みんボラ会議(緒方記入)
本日のみんボラ会議では、各支援団体が受付たニーズについて情報共有しました。最近、震災に関係ないボランティア依頼があることもあり、震災に関係のない案件については断っています。また、再建引越しの依頼も月に何件かありますが、業者に依頼することが出来る方からの依頼がありました。業者に頼める方は基本的に受付しないようにしていますが、下見の際に判断しがたい事もあるが、出来る限り「地域支え合いセンター」と同行し対応を検討する必要があると思います。
自治会支援については、お互いに情報共有をおこないました。

■総括「支援者の姿勢」
ボランティアを長くやっていると、いろんな依頼を頂きます。その中には、本来は全く震災とは関係ない事柄ながら、「ボランティアがまだ熊本に居ると聞いて、居るうちにやってもらおうと考えた」というような、ボランティアバーゲンのようなことがあります。
支援団体は基本的に、被災によりお困りの方に対しての活動を行います。直接、被災との因果関係が認められなくても、被災の影響があると判断されるケースも支援活動の対象となります。
団体によって、そこを曖昧にしているところと、すごくシビアに決めているところと様々ですが、共通しているのは「活用はされても、利用はされたくない」という思い。
「みんボラ」会議では、様々な団体や機関が顔をそろえて、ボランティアとしてどこまで介入するかや、活動を行う際に共通項となるルール作りを行ったりしています。
みんな、基本的にお人よし。お人よしだから、利用してやろうという意識が垣間見られた時、傷つきます。
人道支援の国際基準となっている「スフィアスタンダード」のように、支援を受ける側のモラルスタンダードもあってしかるべきだなと思います。