引越し作業

□本日の活動内容
(1)引越し作業

□参加者
松岡、都さん、「復興支援福岡」より大石さん

□詳細
(1)引越し作業「みんボラニーズ」2018:10
本日は「復興支援福岡」という団体の大石代表と共に、南阿蘇村の仮設団地から村営住宅への再建引越と呼ばれる引越のお手伝いです。「みんボラ」ニーズの10になります。
再建引越と呼ばれるのは、建設型仮設住宅の「プレハブ仮設」と借上げ型仮設住宅の「みなし仮設」から退去し、ご自分で居住地を確保する場合に当たり、制度上の居住支援制度から外れるときの引越を言います。
この方は、村営住宅への引越ですが、村営住宅に越してからの家賃はご自分で払われるために、再建にあたります。
引っ越す先の村営住宅は、この方が地震前にお住まいだった村営住宅で、屋根や内部など、地震によりダメージを負った部分は修繕をしたようでした。
運び入れたのは冷蔵庫や洗濯機はもちろん、タンスや衣装ケース、棚や衣類などで引越使用の軽トラック二台分になりました。
引越先の村営住宅に着いてから、正直驚きました。修理したとはいえ、よほど築年数が経過し、雨漏りもしています。窓枠も木で、住めても10年くらいじゃないかと思ってしまいました。
引越作業の終盤、テレビの設置をしました。テレビが地震前には映っており、仮設団地でも映っていたのですが、元々住んでいた村営住宅に帰ってきたら映らなくなってしまったのです。
テレビを購入した大津町の電気屋さんに電話で事情を説明し、様子を見る依頼をしましたが、二度目に電話に出て頂いた電気屋の方に、「南阿蘇では地震前と地震後でテレビの基地局が違うので、チャンネル設定をし直してみるとみられるようになるかもしれない」と進言され、設定してみると観ることができました。
地震前は立野と長陽は同じ基地局。地震後は別の基地局。これを知らないことで困った方は多いのではないかと感じました。

活動中総移動距離 47,550㎞