解体前片付け・みんボラ会議・火の国会議

□本日の活動内容
(1)解体前片付け
(2)みんボラ会議
(3)火の国会議

□参加者
松岡、竹田、緒方さん、都さん、フジタ君、愛媛の大学生9名

□詳細
(1)解体前片付け(みんボラニーズ147)(竹田記入)
今回は震災当時より手つかずのままのお宅の片付けです。公費解体の予定日が3日後に迫っています。復興支援福岡より3名、九州キリスト災害支援センターより2名、レスキューアシスト熊本より1名、愛媛より参加してくれた大学生9名で対応いたしました。依頼者の親族の方が分別をしていき、不要な可燃物を2tダンプに積んでいきます。次々に運びだし、満載の2tダンプ計6台分の災害ゴミを搬出いたしました。
瓶や缶の分別作業も行いました。調味料・発酵食品・缶詰・薬等々、分別の為、容器から取り出していきます。中には賞味期限が切れたものも、、色んな匂いが混じり異臭を放す中、愛媛より参加してくれた大学生は積極的に分別作業を頑張ってくれました。
公費解体までの片付け作業は本日の作業で間に合いました。

(2)みんボラ会議(松岡記入)
第20回となる「みんボラ」会議です。今回は、前回までに今後の引越しニーズに対しての支援団体と行政及び社会福祉協議会、住民間連携について話し合われた内容を元に、統一した対応方法とルールを共有していくためのフローチャートを、益城町役場が意見を盛り込む形で返してくれたので、フローチャートの練りこみがメインでした。
普段、会議に参加できていなかった団体も含めて、基本的な理念を共有することができました。
自治会支援団体の一つが会議に参加できなかったので、自治会支援に関する共有事項は継続課題を確認し合うにとどまりました。

 

(3)火の国会議(松岡記入)
県域で各市町村を拠点に支援活動を行う団体が週に一度、情報共有と課題提言を行う「火の国会議」です。
益城町で地域の方が活動する団体がありましたが、僕の把握する限りで現状の間接報告をしました。
また、「みんボラ」会議においてとりまとめをしつつある引越し依頼に関するフローチャートを、作業系活動全般に広げて適用し、今後想定される作業系活動へのニーズ対応に備えようという提言をしました。
活動団体は作業系の助成金は減り続け、参加するボランティアの数も減り続ける中にあって、それでも確実に作業系のニーズは残り続けます。
これまでは助成金とボランティアが何とか残っていたから対応することができた。その前提が崩れることが確実な中に、課題はあります。しかし僕は、課題があるところにチャンスもあると思っています。課題を克服したところにこそ、その課題が生まれないようにする学びがある。それをこの熊本で得て、今後の大災害に熊本モデルとして継承されていくなら素晴らしいことだと思います。

活動中総移動距離42,500㎞