益城町仮設団地自治会支援・火の国会議

□本日の活動内容
(1)益城町仮設団地自治会支援
(2)火の国会議

□参加者
松岡、竹田、緒方さん、都さん

□詳細
(1)木山上辻仮設団地自治会支援(竹田記入・松岡加筆)
毎月定期的に開催されている「くまモンカフェ」の日です。
会話も弾む中、透明レジンでアクセサリー作りを行いました。レジンとは樹脂を使った手作り素材で色付けもでき、可愛い小物が作れます。ビーズやラメを好みに彩り可愛いストラップを作成しました。やはり初めは不安な様子の皆さんですが、作り始めるとワイワイ♪と楽しみます。
今日、初めてお会いする方がいました。お話をお伺いすると熊本市内でみなし仮設にお住まいのようです。上辻仮設の方のお誘いで参加されました。益城にお住まいの方も多くの方が町外に避難している現状、もとは皆さんご近所で仲良しでした。そうしてバラバラになってしまったコミュニティが、こうしたイベントやサロンによって再構築されていく。「くまモンカフェ」さんはサロン系活動の中でもお手本のような存在です。
今後も仮設内外の方、関係なく気軽にイベント参加していただければなと思いました。

 

(2)火の国会議(松岡記入)
百何十回目となる「火の国会議」です。こちらは「くまもと災害ボランティア団体ネットワーク KVOAD」が主催する会議体です。毎週火曜日に熊本県総合福祉センターの一階で行われます。建物入ってすぐ左側です。
参加する各団体の活動報告が共有されることで、どの団体がどの地域でどのような活動が行われているかを知り、反面、地域ニーズの拾い上げも意識します。
地縁団体などを支援活動に携わってもらえればと、地域の人が支援活動を継承していくことの課題に対する解決策として挙がりました。友救の会にも多くの被災者が支援活動に加わってくださいましたが、被災直後から当面は、動ける人ができる分だけ動かないと、という緊迫感がありました。しかし、地震から間もなく2年が経過しようというこの頃、生活再建を図る人が多くいる一方で、再建の目途が立ってない人もいる。そのような状況で、地元の被災者が支援活動に参加することは重要ですが、ようやく仮設に入って自分の生活を再建していこうという人が、正直他人のために何かをしている余裕もないというのが本音として聞かれます。
支援者として動けている人たちが、地域の人たちがそのような状況でいかに元の生活に戻っていくか、その先に支援者として動ける可能性があるか、支援者として動けていないのが課題ではなくて、どうして支援者として動けないのかを知ろうとしていないのが問題だという認識を持つべきかなと感じました。

 

活動中総移動距離42,200㎞