石巻&益城 仮設自治会関係者意見交換会

□本日の活動内容
(1)石巻&益城 仮設自治会関係者意見交換会

□参加者
松岡、竹田、都さん

□詳細
(1)「石巻じちれん」意見交換会(竹田記入・松岡加筆)
宮城県石巻から熊本の現状視察で「石巻じちれん」さんが来熊されました。くまもと友救の会では益城町の小規模仮設の自治会長と自治会支援団体を招き「意見交換会」を実施いたしました。
この意見交換会は、「くまもと友救の会」として東北各県に視察研修に行かせて頂いたことがきっかけで、石巻の仮設自治会で発足した「石巻じちれん」さんが熊本に研修にいらっしゃる際に、自治会支援に入っている仮設とその団体との交流会をもちたいとのご要望を頂き、お弁当を食べながらざっくりとお話する機会を設けました。
熊本にいらっしゃったのは「石巻じちれん」の増田会長と事務局の山根さんです。益城の仮設自治会からは、広崎・馬水東道・安永・惣領・櫛島・木山上辻の各自治会長が参加されました。自治会支援団体からは「アジア協会 アジア友の会」、「九州キリスト災害支援センター」「くまもと友救の会」が参加し、「みんなのボランティアステーション」会員団体の「被災地障害者センターくまもと」が参加しました。
「石巻じちれん」の会長からは、益城では復興住宅申し込みや自宅再建する人がいるところから、石巻と比較しても石巻が必ずしも復興先進地であるとは思えない、「石巻じちれん」として逆に益城に学びたいとのお話がありました。
各自治会長などから自己紹介があり、あとは弁当をつまみながらの意見交換会となりました。
石巻と益城では自治連に対する働きの期待するところが違う面もあり、その違いを認識すると共に各自治会として行政や社協へ求めること、自治会として取り組んでいきたいことなどの意見が出されました。
僕が印象的だったのは、「石巻じちれん」の方々も当初は行政と喧嘩ばかりでまとまりなく、試行錯誤の結果、住民意思を取りまとめて提言することの大切さなどに思い当たり、住民意思を取りまとめる受け皿となったころから行政との関係性も構築され、今では行政からも頼りにされ、行政から連携を図ってくるようになったことです。
元々、地域には行政と住民が存在しています。住民と行政が互いに信頼し合って地域に共存していける関係性作りが支援者として実施できればいいなと感じました。

活動中総移動距離41,600㎞