益城町仮設団地自治会支援・火の国会議

□本日の活動内容
(1)益城町仮設団地自治会支援
(2)火の国会議

□参加者
松岡、竹田、緒方さん、都さん

□詳細
(1)木山上辻仮設団地自治会支援(竹田記入・松岡加筆)
「伊藤園」主催で「お茶っこ会」を開催していただきました。「伊藤園ティーテイスター」という資格を持った方においしいお茶の入れ方を習いました。
習った方法でいれたお茶とよくやりがちな方法で飲み比べました。
すると、なんということでしょう!皆さん味の違いにビックリ!
沢山の質問が飛び交う中、参加された皆さんも和やかに過ごすことができました。

(2)火の国会議(松岡記入) 
県域で支援活動に携わる団体などが情報共有を行う会議です。「くまもと災害ボランティア団体ネットワーク KVOAD」が主催する「火の国会議」は、150回を迎えます。
会議に参加する団体の活動報告が行われ、課題共有が行われます。この場で課題は数多く挙がるものの、そこからの解決策をどこがどのように図っていくか、というような具体的な進展はあまりありません。県域というと、あまりに広範囲で、実態では各市町村ごとに課題や解決策も違います。情報共有というところから一歩進んだ解決に向けた取り組みとなると、各市町村ごとの活動団体と行政や社協などの密な連携が必要だと感じます。
「みんなのボランティアステーション」で取りまとめようとしている、仮設住宅からの引越し対応についての統一基準を発表しました。「よか隊ネット」の土黒事務局長が、僕が15分かかるだろうと思われる説明を3分でして下さり、助かりました。
どうしても、何か事をするときに単一のモノサシでメリットデメリットを考えてしまいます。今回の統一基準は県の引越し助成制度が穴だらけで雑なものであるために、実際の生活力を鑑みて仮設から「早すぎる」退去をする世帯が多く現れることが予想されます。また、助成制度を悪用してのボッタくり業者も必ず現れます。
「みんボラ」において、市町村域の行政と社協、支援団体と住民でしかるべき制度に乗れるよう、うまく制度から降りるために、県の制度を補完する形で連携がとれることを期待しています。

(3)総括(松岡記入)
熊本県下で数多く支援団体による連絡会議がありましたが、「ネットワーク」の「ネット」の部分のみでつながり、実際の「ワーク」の部分でつながれている「ネットワーク」体がどれほどあるでしょうか。
火の国会議では検討する、または把握しようとする範囲があまりに広範囲なため、火の国会議と協働する形で各市町村ごとに「ネットワーク」が形成されるべきです。
今回の火の国会議には南阿蘇から来られている方もありましたが、南阿蘇から片道2時間もかかるでしょうか。
益城からでも、渋滞する時間帯なので1時間はかかります。
会議に参加する団体の動きしか把握できないのがネットワーク体の弱点…。ネットワークに加わることができない人たちが、なぜ加わることができずにいるのか、その人たちが加わることができるネットワーク形成の必要性など、検討するべきことはいくらでもあるような気がします。

 

活動中総移動距離41,550㎞