九州北部豪雨災害支援活動

□本日の活動内容
(1)九州北部豪雨災害支援活動

□参加者
(1)松岡、五島、オーちゃん「ふくおか友救の会」から赤川さん
(2)朝倉市と東峰村の仮設代表者会合

□詳細
(1)朝倉市豪雨災害被災地 重機チーム派遣
本日は「ピースボート災害ボランティアセンター PBV」が朝倉市JA農業ボランティアセンターと頭を悩ませている農地への重機支援活動に友救の会から重機チームとして活動しました。
災害ボラセンで対象となるのは宅地です。個人事業主が住居と事業所が兼ねて使用しているような構造物は、調査する人で対応が違うなどの課題もあり、難しいところです。
今回の現場は、ゆず畑。寺内ダムを東峰村の方へ15分ほど走ったところの川がえぐり取られ、川沿いにあったゆず畑に大量の石混じりの土砂が流れ込んでいます。
こうした農地は災害ボラセンでは活動の対象外となっており、JAが主催する農業ボラセンでもオペレーター不足などでニーズへの対応が追い付いていない状況です。
この畑は高齢のお母さんがされていて、段々畑に土砂が流れ込んで、地表から鹿がゆずの葉を食べられるくらいに高くなっているため、困っていると話していました。ゆずは敏感だそうで、幹の下の方に茂っている葉を食い荒らされると木がダメになってしまうそうです。


4tダンプと0.2ユンボ、2tダンプと0.07ユンボで4名で行きました。4名の4名がオペレーターという(笑)
ゆず畑は0.07ユンボのキャビンを外してようやく入れるほどで、大きいものから小さいものまで石が大量にあり、作業の進捗を遅らせます。一本でも多くのゆずの木を守る。同じ思いに駆られた男たちの作業は終始無言。気づけば夕方となり、さらなる対応を約束し、福岡市と熊本市に分かれて解散しました。

(2)朝倉市3仮設団地・東峰村仮設団地代表者会合
朝倉市と協働で水害後の生活環境の変化を調査している「YNF」の調整で、朝倉市と東峰村の仮設団地代表者たちが初めて一堂に会しました。
その場になぜか僕も呼ばれて、なぜか代表者たちと同じテーブルに座らされ、何か話して~って…。
いやいや、雑でしょ!(笑)
でも先日に「PBV」の調整で益城町仮設団地を視察に来られた東峰村の仮設代表者もいらっしゃるとのことで、僕も参加しました。
会合といっても、顔合わせの意味合いが強く、ざっくばらんと情報共有していこうというムードでした。
僕は熊本の益城町での仮設団地との関わりなので、終始控えていました。聞かれた時に聞かれたことについて答えようと思っていました。
特に、仮設住宅は県が供給するもので、熊本県と福岡県と県が違えば供給ルールも違います。福岡県のルールがどうなっているかもよく知らない僕には、ケースとして益城町の場合をお話するしかできないです。
でも皆さん、互いの仮設の共通点や相違点を確認し、今後の課題に備えていこうという積極的な態度には関心しました。

活動中総移動距離37,550㎞