2022.4.30&5.1
球磨村の個人宅のご依頼です
依頼主は消防団の方で、水害時には直後から人吉や球磨村の住民さんのためにご尽力されたそうで、ご自身の生活復旧は後回しになってしまっていたということで、僕はこのお話を聞いた時に、熊本地震時の益城町消防団の方を思い出しました
この方は、消防車で避難所に詰めながら、消防車の中で仮眠を交代で取る体制を守り、ブーツは3ヶ月脱げなかったそうでした
地域の公事に従事する方は、いつもご自身のことは後回しにしてしまう
僕は熊本地震直後から支援活動を始め、3ヶ月頃が経った時に、ふと自分の部屋がぐちゃぐちゃのままなのに気付きました
でも、自分の部屋の片付けをする気力が全く起きませんでした
一回目の燃え尽きかけた時期かもしれません
復興ボランティアセンターも閉じられた今、災害ゴミも持ち込める先が無くなった今、相談先がない被災住民の課題。
こんな時こそ、民間の力です
人から人へ、困っている人になんとか協力したい。そんな声が繋がり繋がり、今回の活動となりました
僕は土曜日しか行けませんでしたが、メンバーが土日とも作業を頑張ってくれて、残る作業は依頼主のお仲間たちで連休中にされるそうです
連休明けには洗浄消毒作業に入ります
人が人を想う風が、これからも人吉球磨に気持ちよく吹いてくれると信じています