□本日の活動内容
(1)ガレキ撤去
□参加者
松岡、竹田、緒方さん、都さん、フジタ君、ハセガワさん
□詳細
(1)ガレキ撤去(みんボラニーズ148)(竹田記入・松岡加筆)
本日は公費解体後の更地に残ったガレキの撤去作業に行きました。
公費解体後の更地にはブロック塀・石臼・鉄くず・パイプ等が散乱しておりました。
「くまもと友救の会」からは0.07ユンボと2tダンプ2台を使用し、人力で大変な作業を機械で行います。
「被災地障害者センターくまもと」より2名、「支援の「わ」」より2名と「上智大学」の学生8名、「レスキューアシスト熊本」より2名、「くまもと友救の会」より4名で対応致しました。
熊本市の公費解体では住居以外のガレキ等は公費の対象外です。しかし、更地に残った残存物を依頼者さんだけで処分するのは難しそうです。
◆総括(松岡記入)
熊本県の公費解体は、「一般社団法人熊本県解体工事業協会」というところが管轄しています。
しかし実際には、各市町村が行政直轄でやっているところも多く、益城町や熊本市は協会が管轄していますが、合志市などの郊外では行政の課で直接やっているのが多いです。
熊本県の解体工事業協会が管轄していると言っても、各市町村で細かい部分が違っており、解体協会の各市町村ごとにできた支部ごとに違います。
例えば、益城町だったらブラウン管テレビや消火器、ゴムタイヤは公費解体の処分場「災害ごみ仮置き場」で引き取ってくれないので、解体が終わった後の更地に置いておくしかありません。これらを利用して高額な処分費用を請求した悪徳業者もきっといたはずです。
熊本市においては、倒壊の恐れが少ないブロック塀や門柱は公費の対象外です。しかし益城の場合に引き取ってもらえない消火器やゴムタイヤなどの不用品は引き取ってもらえます。熊本市で解体の後に残された門柱やブロック塀は、倒壊の危険性が少ないというだけで、ダメージは確実に受けています。やり替えるにしても、更地にして土地を売却するにしても、こうした小工事で何十万も請求されるという事例があります。
このお宅でも、公費解体の対象外だった3坪くらいのプレハブ小屋の解体に50万も請求されたと言っていて、門柱やブロック塀まで頼むと一体どれだけ請求されるか分からないから怖いというので、ボランティアに作業依頼がありました。
活動中総移動距離42,550㎞